やまねの『オタク喫茶』。

当店は、多趣味のオタク店長が、ひたすら自分のオタク趣味だけを語る、喫茶店です。

【時間】って何なのか?

最近、【時間】というものは、

存在するのか、

 

はたまた、人間の考えた『概念』でしかないのか、

よく考えます。

 

 

 

こう言うと、何か、高尚な、哲学的な事を 考えてるように聞こえますが、

 

ただ単に、『やまね』が、超ルーズで、おっちょこちょいな人間なだけです。

 

 

 

それで思い出したのですが、

 

昔観た【スーパーマン】で、

 

『恋人が死んでしまったので、地球を逆回転させて、時を戻して、恋人を助ける』

 

とかいう話がありました。

 

 

 

子供の頃の記憶なんで、大分うろ覚えですが、間違ってたら、すみません。

 

 

 

で、一緒に観ていた母親に、

 

「地球って、逆回転させただけで、時が戻るの!?」

 

と、何回も聞いて、困らせた事があります。

 

 

 

母は 困っていましたが、

 

遅刻や失敗を なかった事にしたい わたしは、必死です。

 

 

 

結局、物理に詳しくない母親には 答えられなかったので、

 

自分で、色んな物を 逆回転させてみては、「時が遡るか」、実験しました。

 

 

 

結果、

 

「逆回転させたぶんだけ、時間が進む」

 

という事実に 辿り着きました。

 

 

 

それでも 諦めきれず、

タイムリープ物』の漫画や映画を観ては、

 

「過去に戻れるのか!?」

 

と、真剣に考えてきましたが、

 

 

40歳も過ぎた頃、

 

「40年も生きてきて、過去にも未来にも 行けた 片鱗すらないのだから、

 

取り敢えず、わたしが生きている間は、タイムリープはできない。」

 

という結論に達し、

 

 

今日も、遅刻決定な事実、いや、『現実』を、

ただ、受け入れるしかありませんでした。

 

 

 

そしたら、ある日、思ったんです。

 

 

「【時間】って、ホントに存在してるのか!?

ただ、人間が、都合よく作った《概念》じゃないのか!?」

 

 

 

その頃になると、海外の生活の事とか、テレビで知るようになってきて、

 

[『時間』にやたら縛られてるの、「日本人」だけ。]

 

と知りました。

 

 

 

だったら、【時間】って、何なんでしょう?

 

 

 

存在しない《概念》だとしたら、

 

存在しない物に対して、人間性や、社会的信用まで失わせる【時間】って、一体?

 

 

 

で、一旦 人間から離れて、

 

「『動物』はどうなんだろう?」

 

と考えました。

 

 

 

まず、

昔、実家で飼っていた『犬』の事を 思い出しました。

 

 

 

『過去』にあった事に対しては、

 

「今後、気を付ける。」

 

「トラウマになっている。」

 

という事はあっても、

 

 

「過去に戻りたい」

 

とは、一切考えてないようでした。

 

 

 

正直、

 

「今、こうしたい。」

 

とか、

 

「もうすぐ散歩の時間だから、楽しみ。」

 

とか、

 

《現在》か《未来》に対してしか、考えてなかったように思えました。

 

 

 

《未来》といっても、

 

「すぐ先の未来」しか考えてなく、

 

 

「日が沈んで来たから、もうすぐ散歩。」

 

「散歩が終わったら、ご飯。」

 

くらいで、

 

 

「老後、どうしよう。」

 

とか、

 

「自分が死んだ後、家族は 悲しむんだろうか?」

 

とか、考えてた感じは、全く見受けられませんでした。

 

 

 

「『自然界の動物』はどうかな?」

 

とも考えたのですが、

 

『犬』より 頭のいい動物は、あまりいなかったので、

よく分かりませんでした。

 

 

 

でも、

 

「この場所は、天敵がいるから、今度から、気を付けよう」

 

とか、

 

「冬に備えて、食べ物を備蓄しておこう」

 

くらいしか、考えてないようでした。

 

 

 

だったら、何故人間は、

 

「過去に戻りたい」

 

とか、

 

「子供の頃に戻って、やり直せたら」

 

とか思うんだろう?

 

と考えていた所、

 

 

「そもそも、動物に、

『自分の子供の頃』

っていう思い、あるのかな?」

 

と思いました。

 

 

 

で、考えてみたのですが、

 

『犬』って、1年で大人になります。

 

 

 

1歳の頃の自分なんか、わたし達、記憶にないですし、

 

そもそも、6歳の自分だって、あまり記憶がないです。

 

 

 

「でも‥‥‥『6歳の自分』って、

どうして思い浮かべれるんだ?」

 

って思ったら、

 

「『鏡』や『写真』があるから、

容易に 思い浮かべれるんだな。」

 

と気付きました。

 

 

 

でも、「鏡」なんて、昔は高級なものだったし、

「水に映る自分」も、曖昧だし、

 

『鏡』や『写真』は、「過去の自分を思い浮かべやすいアイテムの一つ」かもしれません。

 

 

 

話が逸れましたが、

 

わからないので、うちの家族に相談しようと思ったのですが、

多分、

 

「それは、暇やから、そんな事、考えるんよ。」

 

と言われるだろうな、と思ったので、やめました。

 

 

 

だったら、【時間】なんて《概念》を生み出した『人間』という生物は、

動物から見たら、

 

「こいつら、よっぽど暇なんだろうな。」

 

と思っているだろうな、と思います。