男性だからこそ分かる、“出産の痛み” !? 【ブチハイエナ】。
よく、
「出産の痛みは、男には分からない」
と言われますが、
わたしは、
「この生物に関しては、“男性にしか”、出産の痛みが 分からないんじゃないのかな?」
と思う生物がいます。
『タツノオトシゴ』ではありません。
【ブチハイエナ】です。
※他の「ハイエナ」は含みません。
何故なら、この『ブチハイエナ』は、
生物には珍しい
【陰茎出産】
を行うからです!
※陰茎‥‥‥いわゆる「ペニス」の事です。
※とはいっても、出産するのは「陰茎を持った《メス♀》」です。
「陰茎からの出産」‥‥‥
あの、女性の “約5倍” ある、細長い「陰茎」から、
平均身長:約50㎝、平均体重:約3㎏の赤子が、外界に 生まれ出でる為に、通って来る感覚‥‥‥
※全部、<人間のデータ>です。
しかも、「体外に突き出ている」から、
自分で 見えますからね!?
※女性は、赤ん坊が「膣」を通って来る所は、見えません。
わたしは、出産経験ありませんが、
多分、出産経験ある女性にも、分からないと思います。
(うちの母に聞いても、「分からない」と言われました。)
ちなみに、子供がいる、うちの弟に聞いたら、
完全無視されました‥‥‥
「尿道」が短すぎる上、体内に入っている わたし達 (女性) には、
どうしても、想像する事ができません。
奥様が 妊娠していて、
「自分も、出産の痛みを知りたい!!」
と思っておられる男性方は、
是非! この
【ブチハイエナ型出産 (陰茎出産) 】
を、想像してみられるのは、どうでしょうか!?
少しは分かるかも、しれません。
(どっちにしても、わたしには、分からないのですが‥‥‥)
【生物学的な話】
ここから、『生物学的』に、
「どうして陰茎出産なのか?」
という解説と、わたしの推測を話していきたいと思います。
『ブチハイエナ』のメス♀は、陰部に
《偽陰茎》と《偽陰嚢》を持っているのですが、
※陰嚢‥‥‥いわゆる「睾丸」です。
※“偽” という言葉が付く通り、
<偽陰茎>は、<肥大した「陰核」>、
<偽陰嚢>は、<肥大してくっついた「大陰唇」>
の事です。
これらがあるメス♀は、非常に珍しいのですが、
「人間の女性」にもあるので、分かり易いかと思います。
“オス♂並み” の大きさを持つ、《偽陰茎》と《偽陰嚢》に挟まれて、
作る場所がなかったのか、
ハイエナのメスには、<哺乳類のメス♀>には、本来ある、【膣口】がないんです。
‥‥‥となると、選択肢は、「2つ」しかありません。
哺乳類以外の生物みたいに、【肛門(※正確には「総排出腔」)】から産むか、
狭くて長いけど、【尿道口】から産むしかないのです!
ここで、突然ですが、【西遊記】の話をします。
ある場所で、《妊娠する水》を飲んでしまった「三蔵法師」と「猪八戒」は、
「孫悟空」の活躍によって、《堕胎の薬》を手に入れ、安堵します。
しかし、その後、急激な腹痛と共に、「えげつない下痢」を起こします。
‥‥‥ “そこ” から産むシステムだったのでしょうか‥‥‥?
わたしが思うに、これ、『現実的ではない』と思っているんです。
昔々の人が書いた小説に 、ケチをつけたいワケでは ありません。
『西遊記』、大好きです。
わたしが思うのは、
「『肛門』って、『便やオナラ(悪玉細菌など)』の通り道だから、
絶体、汚いよね。
特に、《目》、やられる(最悪失明する)よね。」
って事なんです。
だって、【総排出腔出産】する生物、
全部『卵🥚』で、産んでるじゃないですか!?
※総排出腔‥排尿、排便、交尾、出産を全て行う穴。
人間で言うと、「肛門だけある状態」と思っておけば、わかりやすい。
《目》、絶対、やられないワケ、ないじゃないですか!?
それに対して、《尿道》です。
「アンモニア臭い」という欠点を除けば、『尿は無菌✨』です!
※菌が入ると、「膀胱炎」になるので、なった事ある方は、よく分かると思います。
ちなみに「やまね」も、2回なりました‥‥‥
(女性は 尿道が短いから、なりやすい)
と、順調に調べていたら、
【「ウミヘビ」や「マムシ」は、『総排出腔』から、直接産む。】
という、とんでもない情報が出て来たので、調べてみました。
が、安心。
【ヘビは、目までがウロコである。】
という事が分かりました。
「動物園」などで、《ヘビの脱皮の後の抜け殻》を、もし見る機会があれば、
是非、ご覧になって下さい。
「ヘビの抜け殻」は、《目》まで、あるのです!
※目の部分だけ、「ウロコが透明」の為。
‥‥‥という事は、やはり、
「肛門からの出産には、<目>を保護する必要が、絶対にある!」
という、わたしの仮説は、正しかった事になります。(多分。)
だから、男性、オス♂、又は、偽陰茎があるメス♀が 出産を行う場合は、
やはり、狭かろうが、アンモニア臭かろうが、
<無菌の尿道出産一択>
になるのです。
‥‥‥‥まあ、だから「どうした」って話でもないのですが、
ここまで わたしの推測を読んで下さった方、
本当にありがとうございました。